ビジネスカードについて考える(1)

クレジットカード

以前から事業用のカードを作らねばと思っていていろいろ悩んでいたのですが、なかなか「コレ」というものが見つからず延び延びになっていました。このままではイカンということで一念発起(いうほどでもないけど)していろいろ調べました。

ビジネスカードの要件とは?

一般的に、ビジネスカード(法人カード)に求められそうな要件は以下のようなものです。

  • 経費精算処理の分離
  • 利用人数
  • 利用上限額
  • 国際ブランド
  • 年会費
  • 審査難易度
  • 申し込みの煩雑さ
  • ポイント還元率
  • 各種付帯機能
    • コンシェルジュサービス
    • 空港ラウンジ利用
    • ビジネス向けコンサルティングサービス
    • 招待日和
    • その他施設利用割引など
  • 電子マネー対応
  • ステータス性

ここから、自分が重要視する要件は何なのか考えてみます。

重要視する要件

改めて考えてみると、以下の5つになりそうです。重要度順で並べています。

  • 経費精算処理の分離
  • 電子マネー対応
  • 国際ブランド
  • ステータス性
  • 申し込みの煩雑さ
  • ポイント還元率
  • 年会費

それぞれの理由について説明します。

経費精算処理の分離

これは必須です。というかこれが目的なので、この機能がなければ意味がありません。

freee やマネーフォワードクラウドなど、最近のクラウド会計ソフトウェアでは、使用履歴を学習して自動で帳簿登録してくれます。個人事業、特に不動産賃貸業となると経費の種類はそこまで多くはないので、クレジットカードで決済している限り、記帳作業がかなりの部分自動化されます。これは大きいです。

ビジネスカードであれば必須の機能なので、これがカード選択の決め手にはなりえません。

電子マネー対応

ID や QUICPay に対応していることが望ましいです。理由としては、単に利用機会が増えるからです。

Amazon などネットショッピングでしか利用しない、というのであればここは重視する必要はないかもしれません。ただ、リアル店舗での経費計上する際、いちいちクレジットカードでサインとかやりたくないですし、コンビニや本屋などで少額決済するときなどは、クレジットカードで支払うことが心理的に憚られることもあるかもしれません。

そして何より、スマートフォンで支払いできます。いちいちクレジットカードを取り出す必要もありませんし、そもそもクレジットカードを持っている必要もありません。個人的には、財布を忘れて出かけることはあっても、携帯電話を持っていないことはあまりありません。

現金決済をしてしまうと、上記の「経費精算処理の分離」「記帳の自動化」を利用できないことになるので、利用機会が多いに越したことはありません。あと、昨今のキャッシュレス化の波にも逆行しますしね。

国際ブランド

現実的には VISA か Mastercard、JCB、American Express から選ぶことになるでしょう。ステータス性・利用機会の向上の2つの観点がありそうです。電子マネーと同じく、利用機会の観点だけから見れば VISA か Mastercard の2択です。

American Express は利用できる店舗が少ないと感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、JCB と提携しているため、国内の JCB が使えるところではほぼ利用可能です。個人カードで American Express を利用していますが、少なくとも首都圏においてはあまり困りません。コンビニはもちろん、サミットやマルエツのようなスーパーでも使えます。

とはいえ・・・やはり VISA と Mastercard には適いませんが。

ちなみに本業のコーポレートカードはダイナースですが、利用できる店舗が少ないため Mastercard もセットで発行されます。じゃあ Mastercard 一本にすればいいのに・・・とも思いますが、後述のステータス性の話もあるのでしょう。

ステータス性

個人のクレジットカードであればステータス性は正直どうでもいいのですが・・・ビジネスカードは事業における信頼性につながる側面もあります。つまり自分ではなく他人がどう思うかです。自分ではどうにもできないという点で、ステータス性の重要度をポイント還元率や年会費より高く見ています。

例えば、自分が〇天ビジネスカードを使っているのを見て、「この人とビジネスをやって大丈夫か?」と思う人がいるかもしれません。

これは「ビジネスパートナーになりうる自分ではない別の誰か」がそう思う可能性が高くなる、というあくまで例であって、〇天ビジネスカードが悪いというわけではありません。

ただ逆のパターンの可能性もあって、「見栄のために高い年会費を払って高ステータスなカードを使っている。コスト意識が低い。」と思われるかもしれません。この辺りはどうとらえるかは個人の価値観によるでしょう。

もう1つ、ステータス性を重要視している理由として、ビジネスカードでは多少背伸びしたほうが良いのでは考えているからです。

個人事業にしろ法人にしろ、何らかのビジネスを行っているのであれば、それなりの目標を設定して事業を進めているはずです。管理人個人的には、その目標に達した時に利用しているにふさわしいカードを最初から持っているべき・・・と思っています。平たく言えば、「このカードに見合う人間になるんだ」ということですね。まぁ、ちょっと精神論っぽいですが。

結論としては、ブラックカードや一部プラチナカードは過剰かなと思うものの、それなりに認知度があるゴールドカードくらいにはしたい、ということになります。

対象としてはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスや、アメックス・ビジネスゴールドカード三井住友ビジネスカード for OwnersJCB Card Biz などのプロパーカードが挙げられます。

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申し込みの煩雑さ

できれば申し込みはオンラインで完結できるのが望ましいです。あと、事業計画書の提出とかになると面倒なので・・・

例えば前述の JCB Card Biz などは、「チャレンジを支える」ということで以下のように謳っていますね。

法人の本人確認書類(現在事項全部証明書・履歴事項全部証明書など)が不要なため、原本発行手続きなどの時間を節約できます。

JCB 法人カードサイトより

ポイント還元率

これはあまり説明の必要はないですね。高いに越したことはありません。が、そもそもビジネスカードで高還元なカードはかなり限られます。還元率常時 1.0% NTT ファイナンス Biz カード還元率最大 1.1%EX Gold for Biz あたりが対象となりそうです。

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年会費

年会費はそれほど重要視しません。とはいえ、高いものは何十万とするものもあるでしょうから、そこまではちょっと・・・という感じです。

個人とは違い、カードの年会費は経費で落とせます。数万円の年会費が(事業として)ちょっと厳しい・・・というのであれば、それはそのビジネスを考え直した方が良いと思っています。逆に考えれば、数万円で記帳の便利さやステータス(信頼)性を手に入れられるのであれば安いものです。

実際には1~2万くらいのものが候補になりそうです。

ちょっと長くなってきたので続きます。

ビジネスカードについて考える(2)
ビジネスカード検討その2です。前回とは異なり、個人的にあまり重要視しない観点について検討してみます。

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