毎年年末には旅行に行くことが多いのですが、今年は Go To トラベルキャンペーンをやっているので、先週末に気合を入れていろいろ調べて、なんとか申し込みました。かなり疲れた・・・
今後どれくらい使えるネタかはわかりませんが、せっかく調べたのでメモとして残しておきたいと思います。
全然関係ありませんが、英会話の先生が「Go To トラベルとかそういう間違った文法を広めるのはやめてほしい」と言ってました。
そもそもどんな制度なんだっけ？
旅行会社やホテル・旅館のサイトから申し込むと、旅行代金の３５％が割り引かれ、旅行代金の１５％が地域共通クーポンという形で還元（配布）されます（ただし、１人１泊あたり合計２万円が上限）。
かんたんに言ってしまえばそれだけです。
ただ、いろいろワナが潜んでいるので要注意です。
どんなところに注意すればいいの？
いろいろあるので、項目ごとにまとめてみます。
割り引かれないことがある
いきなり Go To トラベルの根本をくつがえすような内容です。
本来、旅行代金から３５％が割り引かれるはずなのですが、先週末あたりから各サイトで一斉にこの割引額が減額され、騒ぎになっています。
各旅行会社に割り当てられている上限額に達したから、ということのようですが、気を付けましょう。
１０月１２日時点では、JTBや HIS、日本旅行などではまだフルに割引を受けられるようです。
また、泊まりたい宿が決まっているようであれば、公式サイトから申し込んでみるのもいいかもしれません。
なお、これらの引き下げに対して観光庁が対応を検討するといった報道も流れているので、随時最新の情報は確認するようにしておきましょう。
交通費だけでは対象にならない
新幹線代のみ、高速バス代のみ、といった移動手段のみのケースは Go To トラベル対象にはなりません。
地域共通クーポン
１，０００円単位
もらえるのも、支払いも、１，０００円単位です。
冒頭で１５％が地域共通クーポンとして還元されると書きましたが、１，０００円未満の端数は切り捨てです。
また、お釣りも出ません。
紙のクーポンの方が使えるところが多い
地域共通クーポンは、紙のクーポンと電子クーポンの２種類ありますが、現在見ている限りでは、電子クーポンの方が使えるところがわりと少ない印象です。
受け取り方でもらえるクーポンの種類が変わることがある
例えば JR 東海ツアーズでは、チケットの受け取りを郵送にすると電子クーポンに、店舗受け取りにすると紙クーポンになります。
申し込み画面に地域共通クーポンについての説明があるはずなので、必ず確認するようにしましょう。
クーポンの有効期限は宿泊翌日まで
地域共通クーポンの有効期限は、宿泊日当日と、その翌日のみのようです。
２泊３日の旅行であれば、その旅行期間中は有効ですが、最終日翌日には使えなくなります。
どうすればオトクになるの？
ひとまず、今認識しているものを簡単にまとめてみます。随時追加・更新するかも。
交通手段も旅行に組み込む
上でも書いた通り、交通手段「のみ」の場合は Go To トラベル対象とはなりませんが、「交通手段＋宿泊」のようなツアーの場合、交通手段も含めて Go To トラベルの対象となります。
例えば、JR 東海ツアーズのサイトで、以下の条件で見てみます。
- 2020/10/26（月）
- 東京駅 発～新大阪駅 着
- ２名１室
ホテル阪神アネックス大阪さんのとあるプランを見ると、１人当たり 18,300 円、２人で 36,600 円でした。
Go To トラベルで３５％引きになると、支払額はなんと 23,790 円です。
普通に新幹線のチケットを買うと、東京～新大阪間で片道 14,720 円、往復で 29,440 円です。
しかもこれは１人の価格なので、２人の場合は 58,880 円と、23,790 円の倍以上です。
これに加えて 5,000 円分の地域共通クーポンがもらえて、しかも一泊付き（本来はこれがメインだけど）。
実際には試していませんが、飛行機セットの場合は、さらに威力を増すでしょう。
単独の交通手段は地域共通クーポンを使う
交通手段のみの場合は Go To トラベル対象にはなりませんが、地域共通クーポンで支払える場合があります。
レンタカーなどの場合はほぼ対応していると思われるので、事前に確認しておいた方が良さそうです。
電車はあまり対象となっていなさそうな雰囲気ではありますが、確認しておいてソンはありません。
地域共通クーポンと Go To Eat を組み合わせる
Go To Eat は、食べログやぐるなびから飲食店を予約して利用すると、ポイントがもらえるというキャンペーンです。
さっそく鳥貴族などが餌食になったようですが、ここでは Go To Eat の詳細はおいておきます。
Go To Eat では、サイトから予約してポイントをもらった上で、支払いに地域共通クーポンを使う、ということは特に禁止されていません。
ある意味ポイントの二重取りのようなことができますね。
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